Rinny、アメリカの大学でアシスタントコーチ Rinnyがアメリカの北東部にあるとある大学で女子テニス部のアシスタントコーチをしてるお部屋。ちなみにトーナメントにも出場中。

我がアシスタントコーチをしている大学の男子テニス部がLECトーナメントで優勝しました！！

どんなトーナメントかといいますと、アメリカのニューイングランド地方の７大学が集まって２日間に渡って、No.1シングルス～No.6シングルスの６種目と、No.1ダブルス～No.3ダブルスの３種目の計９種目のトーナメントがあります。各大学はそれぞれのトーナメントに一人もしくは一ペアを出して戦います。各種目の成績をポイントにして、それの総合点を競います。

うちの大学はNo.1シングルスとNo.1ダブルスは優勝できませんでしたが（女子テニス部のNo.1シングルスはここ３年うちの大学が優勝）、それ以外が頑張ってくれて優勝出来ました。

この大会で優勝した僕たちは今度はNCAAナショナルトーナメントに出場決定！（日本でいう全国大会です）

過去に男子テニス部のヘッドコーチと確執があって辞めてしまってから３年の月日が経ちました。
３年間ずっと「戻ってきてくれ」と言われましたが断ってきました。
今年は僕が大学卒業で最後のチャンスということもあり、再び入部することにしました。ヘッドコーチは今も３年前と同じ人です。
選手として戻ろうとしましたが、NCAAのルールでは僕は戻れずにそのままコーチとして残りました。
選手達と過ごす時間はすごく楽しかったですが、やはりヘッドコーチとの確執は埋まりませんでした。

なので今回の優勝は正直複雑です。

ではまた。

遅ればせながら春休みの事を書きます。
最近人男子テニス界で知名度を上げてきてる錦織圭選手やシャラポワ選手が所属しているＩＭＧアカデミー（ニック・ボロテリー・テニスアカデミー）に３日間行って来ました。

この３日間はフロリダの暖かい陽気の中の地獄の３日間でした。
そして、それと同じくらい充実してた３日間でした。
あんなに自分を追い込んだりプッシュしたのは人生で初と言っても過言ではありませんでした。
フロリダに行くまでに普通に男子テニス部で練習していたのに、手のマメは増えるは、足の裏の拇指球の皮は剥けるはで大変でした。

午前と午後合わせて５時間半のオンコート練習＋毎日３０分のプライベートレッスン＋栄養の勉強＋メンタルトレーニング＋マッサージ。

午前７時半～プライベートレッスン
午前８時～１１時半　オンコート練習
午前１１時半～１時半　お昼休み
午後１時半～４時半　オンコート練習
午後４時半～５時半　マッサージ
午後５時半～　お夕飯

朝早い！６時に起きてシャワー浴びてストレッチしてアカデミーまでドライブして朝食。
朝食を消化する間もなくプライベートレッスン。これは３０分とはいえ、ヘトヘトになる。コーチのロジャーは少しでも俺が集中力を切らしたりすると「ハァッー！！」と「カメハメ波」でも出ちゃいそうな程の声を出して俺を目覚めさせてくれました。

ラッキーな事にグループ分けで僕は一番上のレベルのクラスに入れられて、上手い人達と一緒に出来たのですが一番上のクラスのせいで他のクラスは４人いるところをうちらはいつも２人か３人でした＝休む時間が少ない＝もっと疲れる。

ご飯はとても美味しかったです。これなら毎日ここで３食でもＯＫ！！
栄養もしっかり考えられていたしね。

各コートにコーチが用意したお水とフルーツがあるんだけど、僕は毎日バナナ６本ほどとお水３，４リットルは飲みました。それくらい摂らないと体が本当にもたない。

楽しみにしていたマッサージ。
してくれたのはキューバ出身の映画「グリーンマイル」に出ていた黒人さんに似てる人。男二人が狭いロウソクがともってる良い香りがする部屋でマッサージ。
体が疲れていたせいか、めっちゃ痛い。
でもさすが、翌日は揉み返しなどはなく、疲労が取れていた。


こんな３日間でしたが、やはりここはすごい。
テニスを始めいろいろと学ばせていただきました。
ロジャーが最初のプライベートレッスンで「ここを帰る時には今より２５％上手くなってるよ。」と言ってくれましたが、まさにその通りになりました。
一回り、しかも大きな一回りが出来て帰って来れました。
これをうちの男子テニス部、そして高校のテニス部に伝えられたらなと思ってます。