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Rinny、アメリカの大学でアシスタントコーチ Rinnyがアメリカの北東部にあるとある大学で女子テニス部のアシスタントコーチをしてるお部屋。ちなみにトーナメントにも出場中。

テニスはミスが少ない方が勝つ??

今はテニス4大大会の一つのウィンブルドンの真っ只中。

ニュースでテニスを観る時ありませんか?
よくニュースで使われている映像が「スーパーショット」などのエースショット。(エアーKなど)

はたして、実際のプロの試合でエース級のショットでポイントが終わる事って、およそ全ポイントに対して何割くらいか想像つきますか?

今年の全仏オープン(4大大会の1つでウィンブルドンの直前に行われる)のホームページを元に自分なりに統計をとってみました。

その結果、エースショット以外でポイントを取る割合というのが、女子の1回戦(38試合)で67.59%、男子の1回戦(35試合)で67.07%。
つまり、3ポイントのうち2ポイントはエースでないショット(相手のエラーなど)によって得ているのです。

このデータだけを観たら、「エースを狙うよりも、相手のミスを誘った方が勝ちやすい。」


なぜこのデータを取る事にしたかというと、自分の参考のためでもあるのですが、今教えている選手達に知ってもらうため。
私が彼らに「1年間の長期目標、3か月ごとの中期目標、月週日の短期目標」を各々作成してもらっていて、「どんなショットでもライン上を狙えるようになる。」とか「フォアハンドストロークをマスター」するといった、現実的ではない目標を多々見受けたからです。

フェデラーナダルは線上を狙っているわけではないと思います。
「テニスはミスをするスポーツだ。だからミスの管理が大事だ。いつでも狙う所には余裕を開けて狙え。」とあるコーチの言葉です。

エースを狙う=攻撃的でリスクを負う。
これが決まるのが試合全体でおよそ3割のみ。
それ以外は相手の何かしらのエラーによる。

だからと言って、「相手がミスをしてくれるまで取りあえず繋ぐ」ような消極的なプレーも良くないです。

「自分はバランスを保ってボールを打ち、相手にはバランスを崩させながらボールを打たせる。」
エースを打たなくてもこれが出来れば十分勝てます。

「エースを狙わずに、相手がミスをするようなボールを打て」
日本テニス | 投稿者 Rinny 21:28 | コメント(2)| トラックバック(0)
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コメント
こんばんは!はじめまして!
フェデラー選手は、ライン上を狙っているようです。
本人も、球をコントロールすることが大事だと言っています。

ナダル選手は、相手コートより小さい枠の中に入れる練習をしていました。
小さい枠の中に入れる練習をすれば、少し狙いよりずれてもコートに入るかららしいです。

でもプロが使うラケットと市販モデルは違うようなので、一般プレイヤーがライン上を狙うことは、難しいと思います。
投稿者 青い鳥 2009/07/02 23:23
はじめまして。
情報ありがとうございます。

フェデラーはライン上を狙っていたんですか~。ビックリ。

私が書いたのはまさに青い鳥さんが書いたナダルの部分です。
狙いより少しずれても入るようにある程度余裕を持った所を狙う事です。

以前にプロモデルのラケットと市販の同じラケットは中身が違うという噂を聞いた事があります。
でも、そんなにラケットがコントロールの重要な部分を担っているとは思いません。
一番大事なのは選手個人の技術の部分だと思いますよ。
投稿者 Rinny 2009/07/03 07:40
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